平城商事

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農村の原風景を
次世代につなぎたい

農業界の扉を叩いて、丸30年になります。
駆け出しの頃に出会った農家さんは、どなたも手と顔に年輪を刻み、
お日様とともにある人間らしい暮らしを営んでいました。
笑顔を絶やさず、家族で力を合わせて田畑を守る、温かい日本の農村がありました。
そんな農家さんたちが一層元気になるように、という一心で
農業に役立つ商品、農作業の負担が軽減するサービスを手掛けてきました。

「お前が勧めるけん、だまされたと思って買っちゃろう!(笑)」
馴染みの農家のお父さんとのこんな掛け合いが、どんなに心地良かったことか。
派手さやスマートさはなくとも、人と人の温かいつながりがありました。
お父さんのような人たちが守ってきた農村の原風景は
今、崩れようとしています。

そのお父さんが他界されてから、主を失った農機具は買い取られ、
農地は別のご近所さんが管理しています。
でも中には、手つかずで荒れていく農地もあります。
先代たちが守って来た昔ながらの農業は、失われつつあるのです。
このまま農業の担い手がどんどん減っていったら、この国の農業は崩壊してしまう。
そして、当たり前にあった食品が目の前から消えていく。
未来の子供たちに、日本の農業を、農村の原風景を
つないでいく必要があるはずです。
2050年には世界の人口が100億人になるそうです。
この予測の数字は統計学上ほぼ現実になると言われており、
食糧危機は、回避できそうにない喫緊の課題です。
今からできることは、少しでも人々の関心が農業や食糧に向くこと。
たくさんの未来の子供たちが、食の産業に関わっていくことです。

そして、我々平城商事にできること。
それは愚直に、真面目に農業のシーンを捉えて、
持続可能な農業を応援する商材を開発して提案を続けること。
私たちの小さな活動が、農村の未来につながることを望みます。

代表取締役
平城 賢三

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